かずへろのひとりごと

誰も得しないブログ

新年明けましたことは、おめでとうございます

2024年元旦 午後4時ごろ、石川県能登半島地震が起きた。

なんでよりによって、元旦なんだよ。

そう思った人も多いと思う。僕もそう。

 

企業の新年の挨拶は、

「あけましておめでとうございます」から

「謹んで新年のご挨拶を申し上げます」に変わり、

お祝いムードが、一気になくなってしまった。

 

日本には「年賀状」を出す文化があるが、

身内の不幸があった場合には「喪中はがき」を出す。

それは「年賀状 = 新年の挨拶(おめでとう)」をしないことを意味し、我が家には年賀状を出さなくて良いよという意味でもある。

 

また、今回のような自然災害等の不幸な出来事があった際には、

TV等も自粛をはじめ、特番が組まれ、さらに暗いムードに変わる。

 

その暗い出来事が、まさかの元旦に起きた。

一番おめでたいはずの日に。

 

そして、そのムードは遠い話でもなく、

個人間でも「あけましておめでとう」を言いづらい年始になった。

言ったらダメなんじゃないか?友達同士ならいいのか?

親子なら...会社の先輩には?後輩には?彼氏彼女には?

LINEで送らない方がいい?

 

僕自身、

元旦に、明けましておめでとうございますの件名のブログを更新したが、

それを書き換えた方がいいのか?と迷っている。

 

何が正しいかわからない。

それなら、無難に「おめでとう」は言わない方がいいだろう...

そうやって、新年の挨拶を控えた人も多いのではないか。

 

日本全体が自粛をすることが正しいかどうかは人それぞれとして、

僕自身も人が亡くなったりしている以上、なんとも言えない。

 

でも、子供たちに震災のニュースを見せては、

震災で辛い目に遭ってる人が笑顔になれるぐらい楽しもうと伝えた。

それが僕の今の答えなんだと思う。

子供には嘘をつけない。

 

「おめでとう」は言ってはいけない、言わない方がいいのはわかってる。

でも、このままだともっと暗くなる一方だ。

 

どう新年お挨拶をしたらいいんだろう。

 

僕の答えは、

「新年明けましたことは、おめでとうございます」

 

新年が明けたことについては、紛れもなくおめでたいこと。

とはいえ、

被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。