「リアリティ」がないから面白い!?ボードゲームの「サッカーゲーム」
Flying Tiger (フライング タイガー)という雑貨店で、
懐かしのテーブルゲームに惹かれて、購入した。
それは、このサッカーゲーム。
誰もが見たことがあるはず。
「懐かしの」とは言ったが、正直子供の頃にこれで遊んでいたかというと遊んだことはないかも...遊んだ記憶がない。
僕にとって、子供の頃やったなーと思う懐かしいサッカーゲームといえば、テレビゲームのウイニングイレブンが思いつく。
こんな昭和のテレビゲームがなかった頃のボードゲームなんて、今さら遊んだって面白くない...そんな感情をいだくことすらないぐらい、眼中になかった。
Flying Tiger でサンプル品を遊べるのだが、これがとても面白かった。
とても新鮮な感覚だった。
僕が、新鮮で面白いと感じた理由をもう少し考えてみたが、
「リアリティ」がなく、ぜんぜん思い通りに動かないチープさ。
だと僕は思った。
テレビゲームはどんどん進化し、前から後ろの2次元の動きから奥行きが加わり、3次元になって、より「リアリティ」に進んでる。
息子がフォートナイトをやっているのを見て、そう思う。
ゲーム歴スーパーファミコンで止まっている僕にとって、フォートナイトは映画を観ているような感覚だ。目がついていかない。
(じじいじゃない。まだ35歳だ)
「リアリティ」によって、より思った通りの動きができ、没入感を感じられるところが、テレビゲームの面白いところなのかもしれないが、
このボードゲームは「リアリティ」がまるでない笑
選手をくるくると回転させ、横の動きがメイン、パスなんてできないし、キーパーは手を使えることもなく、ただユニホームが黒色に塗られているだけ。
「リアリティ」のかけらもない。
でも、それが逆に新鮮さを生んでいて、ボードゲームの楽しいところだと実感した。
息子とサッカーゲームをやっては、僕も最初より選手の動かし方、蹴り方が上手くなってきた。
シュートの際、ボールの位置、蹴る角度がとても重要だ。
やみくもにボールを蹴っても再現性がない。意外と奥が深い笑
息子もムキになっている。
我が家では異様な盛り上がりをみせて、なんなら4歳の娘もテレビゲームはできないが、このサッカーゲームならできるし、楽しんでる。
僕は理解していなかった。
子供達にとって、面白い遊びとは、テレビゲームやオンラインゲーム、Youtubeを見ること。そこしか頭がなかった。
そして、子供たちはそれを目を光らせて楽しんでる。
(僕が一番目を光らせている)
雑貨店 Flying Tiger では、とてもユニークなボードゲームもたくさんある。
家で遊べるビリヤードもある。
実はそれも買った笑
当分、僕はボードゲームの世界にハマりそうだ。