子供に聞いた。パパは優しいってなんでだ?
小1息子と4歳娘。
パパとママ、どっちが好き?
よくある家族のクイズだ。
どっちも!さすが、模範回答。
子供に気を使わせるなんて何事だ。
ごめんなさい。
でも、そんなゆるい回答で許すパパではない。
どっちだと問い詰めたら、パパと言ってくれた。
なんだこの息苦しい家族は。
理由を聞いたら、
「パパ、優しいもん」と言ってくれた。
ママはすぐ怒るし、怖いらしい。
パパも怒るときよくあるけど?って聞いたら、
全然怖くないって。
これは完全に舐められてる。
正直、どっちが好きかなんてのはどうでもいい。
聞く時期によっても変わる。
僕が気になったのは、
「パパは優しい」という言葉だ。
嬉しいけれど、なんか複雑だ。
パパは怖くてはいけないのではないのか。
怖いものじゃないのか。
子供を甘やかしたり、優しくしているつもりはない。
昨日も怒って、娘を泣かせてしまったし、学校行く前に息子に怒ったりもする。
ママと何が違うのだ。
どっちも怖いけど、ママの方が怖いって言うならわかる。
「ママは怖い、パパは優しい」というのはよくわからない。
これは完全に舐められてる。
とはいえ、わからないなりに、
「パパが優しい」と思ってもらえている理由を考えてみた。
そして僕の答えは、「同じ目線で触れ合うから」にたどり着いた。
我が家では、子供の遊び相手は、パパである僕と決まっている。
それ以外はママがやってくれる。ありがとう。
別に決まり事とかではないが、僕の得意分野は子供の相手ということだ。
子供はよくしゃべる、脱線する、しょうもないことをやる。
家事で忙しく、時間を意識して動くママに、子供の相手をし続けるのはしんどい。
どうしても、時間通りにいかないと怒ることが増える。
これが、ママがすぐ怒るの根本原因だと思う。
仕方がない。悪いのは、一緒に怒られてるパパだ。
何してるんだ、まったく。
反対に、僕はというと、
子供はよくしゃべるなら話を聞き、なんなら話を広げ、
しょうもないことをやるなら、もっとしょうもないことを僕がやる。
最近、吉本新喜劇の島木譲二の「パチパチパンチ」と「ポコポコヘッド」を教えてあげたところだ。
もちろん、ママは呆れている。
大丈夫、我が家は平和だ。
子供の「相手をする」ではなくて「一緒に遊ぶ」、
「話を聞いてあげる」ではなく、「会話する」。
とはいえ、子供たちは僕を「大人」と言う認識はしている。
だから、子供目線で触れ合っている僕を優しいと言ってくれるのかなと思っている。
果たして、どうなんでしょうか。
こんなことを書くと、
全国のママから、怒られそうだから理っておくが、
これは、決して僕がすごいとか、ママはダメだとかの話じゃない。
どれだけ子供に媚び売っても、ママには勝てない。
ママは偉大だ。
この現象は「役割」であって、人間性は関係ない。
人は環境によって、変わる。
もし僕が、家事が得意な人間ならおそらくママと立場が逆転しているはず。
長くなりそうだから、
「役割」については次回にする。