商品を購入するとき、本当に自分で決めているか。「誰かのレビュー」に流されてないか。
この本がほしい。この商品がほしい。
そう思ったら、検索して商品を探す。
商品ページにてメリットやデメリットを把握した上で、
候補を絞り、購入商品に目星をつけた。
そして、ほぼ購入する予定の「商品レビュー」を確認する。
評価は4.5 / 5。10,000件以上のレビューがある。
これは間違いなく良い商品と言えそうだ。
最近の「商品レビュー」を確認してみると、
5の中に、2や3が混じっていた。
「浅くて、ためにならない内容」「おもしろくない」「すぐに壊れた」
と、もっともらしい理由をつけて書いていた。
結局、僕はその商品を買うまでに至らず、
保留案件となった...
自分で商品を探し、課題解決してくれそうだと商品ページ等で確認した。
そして、買うぞ!となっていたはずなのに、
どんな人かもわからない人間に、あっさりと流されてしまった。
10,000人中1人の意見だ。
そもそも自分と同じ課題を抱えているのかなんてわからない。
それなのに...
商品レビューについてクレームを入れたいのではない。
商品レビューで流された自分が虚しく感じた。
自分の課題は自分でしかわからない自分が探しあてた商品だ。
自分で商品情報(一次情報)を調べ、良いと判断したのだ。
そのはずなのに、あっさりと外部情報に負けたのだ。
振り返ってみると、
僕がネットショップで買い物する際、
商品情報より、商品レビューを先に見ていることが多いと気づいた。
商品情報を見ているようで見ていない。
もっと言えば、
yahooニュースを読む際、記事のコメントを先に見ていることに気づいた。
yahooニュースは読んでいるようで読んでいない。
自分の意思や気持ちより先に、誰かの意見を参考にしてしまうと、
自分の軸がどこにあるのかがよくわからない。
自分の軸は、どこか。
自分はなぜ、誰かの意見を参考にしてしまうのか。
そんなことを感じた今日この頃。